タルト生地
タルト大好きです
タルトが大好きなので、ケーキを食べようとなると8割はタルトを買っています。先日は猫の誕生日にかこつけていちごのタルトを食べました。タルト生地の甘みといちごの酸味が相まって最高でした。
私がよく行くケーキ屋さんにはタルトレットのように1人分サイズのタルトは売っていないので、いつも購入する際はホールのタルトケーキが切り分けられたものになります。
最近近所にフルーツタルトの専門店が出来まして、タルト好きの私としては買わない訳にはいかないでしょう!と頻繁に買いに行くようになったのですが、ある時、購入したとあるタルト1つに違和感を感じたのです。
これは…
私はタルトで言うならばタルト生地にかなりこだわりを持っており、サクッとした食感のものを好んで食べているのですが、その時食べたタルトはサクッとしているわけでもなく、タルト生地が水分を吸ってしなっとしているわけでもなく、何層もの生地が水分を少しだけ含んでもちっとした感じの食感でした。
求めていたのとは違うけれどとても美味しい…しかしこれは果たしてタルトと言えるのだろうか…と思った私は調べてみることにしました。
タルトの生地といえば
その結果、タルトの生地をクッキーのような生地だけと決めつけていた私の視野の狭さに反省すると共に、勝手にタルトから外されそうになっていた彼のタルトに謝りたい気持ちになりました。
そうなんです、タルトって私たちがよく食しているクッキーのようなサクサクの生地だけではなく、その他にも何種類か存在するのです。その中でも主に日本でタルトと呼ばれているものに使われている生地が、「パートシュクレ」といいます。
まず、パートシュクレの「パート(pate)」ですが、小麦粉やバターや卵などから作られる生地のことで、色々な生地の総称です。
パスタの生地などに使われることもあるようです。
パートシュクレの「シュクレ」はフランス語で”砂糖の入った”という意味です。直訳すると「砂糖の入った生地」ということですね。
他の生地よりも多めに砂糖が使われてるので、焼いた後にはしっかりと焼き色がつき、サクッとした食感になります。
パートシュクレの他にも、「パートブリゼ」と「パートサブレ」という生地があります。まず、ブリゼの方をご説明しますと、「ブリゼ」はフランス語で”砕けた”や”壊れた”という意味です。
ブリゼは卵を使わずに作られるので乾燥した生地になります。パートブリゼは、パートフォンセと呼ばれることもあるようです。「フォンセ」は”型に生地を敷く”と言う意味で、タルトやキッシュの底に敷いて使われます。
パートブリゼは砂糖やバターを他の生地に比べると少なめに使っているので、甘みが抑えられていて固めの食感です。
パートサブレの「サブレ」は、フランス語で”砂のような”という意味です。他の生地に比べると口の中で崩れやすい食感になります。バターの量が多いので、サクサクの食感になるようです。そして、砂糖が少なめなので、甘味が控えめになっています。
パートサブレはクリームを多めに使うタルトや型抜きクッキーの生地としても使われます。
以上が、タルトと言えばこの生地!という3種類でした。私が食べたパイ生地のタルトは見当たりませんでしたが、多分折り込み式という製法で作られたパイ生地なのだと思います。ご家庭でタルトを作られる方は冷凍のパイ生地でタルトの代用をしているようですので、タルトの一種なのではないかと思います。なにより、タルト屋さんで販売されていたケーキを購入したわけですから。
タルトの生地1つにしても奥が深いことがわかりました。
生地の違いを気にしつつ、色んなタルトを食せればと思いました。